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地域で活動する100人の話を聞き、人と人がつながるイベント「川崎市中原区100人カイギ」が5月25日に最終回を迎えた。主催者6人が6月5日、なかはら市民活動センターに集まり活動の振り返りを行った。同イベントは、2023年11月から毎月ゲストを5人招き、20回でにわたって活動や思いを発表。6人は「ここで生まれたつながりが地域での活動につながってほしい」と声をそろえる。
100人カイギは、地域で活動しているゲストを毎回5人招いて話を聞き、参加者同士でコミュニティーをつくっていくイベント。登壇者が100人に達すると解散する仕組み。2016年に東京都内で始まり、中原区では23年5月から区内在住の有志8人が集まり、同年11月に第1回を日枝神社・山王会館で開催した。
以降、毎月会場を変えながら、今年5月25日の第20回となる最終回まで走り抜いた。「『出会いをおもしろがろう』をテーマにやってきた。カイギ後にバーベキューを企画したり、子どもスペシャルなど回を重ねるごとにブラッシュアップして進めることができた。あっという間だった」と蔵原希さんは思いを語る。
毎回40人程度を定員に開催し、最終回までに延べ900人近くが参加したという。「最初は認知度が低く、人集めが大変だった。それでも赤ちゃんを連れてきてくれたり、中学生から70代後半の方まで年代を問わず参加してくれた。みんなつながりたいと思ってきてくれたのでは」と朝山あつこさんは振り返る。
永崎優子さんは、都内に勤務し、勤務先の近くで開催されていた100人カイギに参加したこともあり、地元で始まることを知り参加した。アートや教育など多様な活動を行っている100人の話を聞いて、「地域によってカイギの色が違う。地域密着で活動している人の話を聞けて面白くて、中原区を好きになった。素敵なまちで、愛着が湧いた」と地域への思い新たにした。
昨今叫ばれている地域創生のきっかけになったと話すのは中谷奈穂さん。「コミュニティーの創世、人と人のつながりが地域を支えていくことだと感じた。中原でも頑張っている人が多くて、明るい希望が持てた」と振り返る。高橋美里さんは「このイベントが地域活動への第一歩の役割を果たせた」と話し、石丸宣邦さんは「これからは皆さんがキュレーター(主催者)となって地域を盛り上げていってほしい」と期待を寄せる。
100人カイギは解散となるが、カイギのSNSを残し、地域の情報を発信していく予定だという。「最後の懇親会で生まれたイベントのアイデアなどを形にしていきたいし、ここでつながった人たちで形にしてもらえたら。これからもゆるく地域でつながっていく機会をつくっていきたい」と一同声をそろえた。
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7月4日
6月27日