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中原区 文化

公開日:2025.08.22

川崎大空襲のB29爆撃機
墜落した一機から捕虜に
BC級戦犯を書いた一冊

  • 知られざる史実に焦点を当てた一冊

 「アジア・太平洋戦争」末期、激化していた米軍による無差別空襲。その一つである川崎大空襲に参加したB29爆撃機一機が房総半島に墜落し、乗組員10人が捕獲された。このうちの9人の処遇に関わった日本人は戦後、BC級戦犯として裁かれることになった――。

 知られざる史実に焦点を当て、「無差別空襲」と「捕虜殺害」が生み出した”終わらない戦争”に迫る一冊。『無差別空襲とB29捕虜殺害のBC級裁判』(江澤誠・著)が7月30日に刊行された。戦後までおよぶ「報復の連鎖」は、どのように生まれたのか。戦争末期、甚大な被害を受けた川崎大空襲をはじめ日本各地への空襲が激しかった時期とその前後6年間の記録が書かれている。四六版・368ページ。花伝社。2750円。書店、ネットで注文可。

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