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中原区 経済

公開日:2026.02.06

市立橘高校
オンラインで海外交流
探求学習を英語で発表

  • PC越しに会話する生徒

    PC越しに会話する生徒

 川崎市立橘高校(中丸子)で1月29日、国際科2年生の生徒たちがパキスタンやインドの同世代とオンラインで結び、英語による探究課題の発表会を行った。

 県内の公立高校では数少ない国際科を有する同校。実践的な英語力の向上のみならず、地球規模の課題解決に主体的に関わる「地球市民」としての意識醸成を狙いとしている。

 今回の授業は、国際交流事業を手掛ける「(株)With The World」(神戸市)の運営により行われた。同校は、2001年に国際科を設置してからネイティブスピーカーによる授業や多彩な異文化理解プログラムを通じ、「国際社会で活躍できる人材」の育成に注力してきた。コロナ禍で海外の人との交流が持てなくなった際に、オンラインを使った海外交流プログラムを展開している同社を知り、23年に経済産業省の補助金を活用して、海外の同世代の子どもたちとの探求学習の発表、交流会を実施。以降は、同プログラムを継続して行ってきた。

「知らない世界」

 当日は、2年生37人が参加。同社のスタッフがファシリテーターを務める中、インド、パキスタンの学生らとオンラインでつなぎ、昨秋以降、社会課題や若者の関心が高い「共生」「食」「環境」「教育」など8つのテーマをグループ毎に調べた結果を、写真やイラスト、グラフなどを使って英語でプレゼンを行った。その後、海外側の生徒による発表を聞いた後、趣味や、お互いの国のあいさつの言葉などを紹介し合うなどの交流も行われた。

 「教育」について発表を行い、インドの学生と交流した町田睦樹さんは「その国によって起きている問題が異なり、同世代で価値観の違いを知ることができた」と話し、同グループだった和田遼真さんは「インドの病院が、ものすごく混んでいて診察がすぐに受けられないという日本では考えられない、知らないことがあった」と感想を話した。「川崎」について発表した太田光哉さんは「パキスタンの生徒と話したけれど、パキスタンという国も名前くらいしか知らなくて、今の国の現状が戦後の日本のような貧困や水の問題があると聞いた。自分が知っている世界はほんの一部にすぎないんだな、と実感する場になった」と知見を広げた様子だった。

 同校では今年度、1、3年生もオンラインを活用した海外の学生との探求学習発表会を行った。

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