中原区 文化
公開日:2026.02.06
多摩川で「どっこいせー」
水神祭、安全祈願し10人が禊ぎ
「どっこいせー、どっこいせー」。1月の恒例行事「多摩川水神祭」が31日、丸子橋近くの河川敷で行われた。気合を入れ、掛け声とともに多摩川の水を全身に浴びるメンバーの姿を地域の人たちが見守った。主催は同川で子どもたちに環境学習活動を行う多摩川クラブ中原(内藤隆代表)。
14回目の開催となる今年は近隣町会や商店街など地域団体から約30人が参列。日枝神社の山本雅道氏が宮司代理として祝詞をあげ、多摩川で生き物観察「がさがさ」などを行う上丸子小や西丸子小の児童の安全を祈願した。その後、気温5・9度の寒風が強く吹く空の下、ふんどし姿の男性9人と行衣をまとった女性1人が「どっこいせー」の掛け声とともに川に入り、禊ぎを行った。
今回、初禊ぎだったのは3人。ふんどし持参で当日に飛び入り参加した上丸子天神町の中村拓真さん(19)は、北海道の網走で農業を学ぶ大学1年生だ。実家に帰省中で「地域のイベントに参加したことがなく、やってみたかった」と理由を話した。禊ぎを体験した感想を聞くと「水を浴びた瞬間、息が止まるかと思いました」と興奮しながら笑顔を見せた。
川から上がったメンバーは、岸で見守っていた人たちと次々にハイタッチを交わし福を授けて歩き、参列者にはお神酒が振舞われた。内藤代表は「地域の子どもたちの多摩川での学習が安全に行われることを願った。地域の人々にとっても、健康で穏やかな一年になってほしい」と思いを込めた。
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