川崎区・幸区
公開日：2013.02.08
海外進出企業を支援
殿町にセンター開設
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海外支援コーディネーターの小川さん（右）と鈴木さん
海外企業と取引を行いたい、国外に拠点を設立したい――。そんなニーズに応えるため、川崎市は４日、市内企業の海外ビジネス展開をサポートする川崎市海外ビジネス支援センタ（略称ＫＯＢＳ〈コブス〉）を殿町に開設した。
川崎市産業振興財団が２０１１年３月にまとめた市内中堅中小経営実態調査レポートによると、海外展開を考える企業の中には「海外に活路を見出す意外に生き残る道はない」との声が数多く寄せられていることが報告され、行政に期待する取り組みでは「現地でのビジネスサポート」や「海外情報の提供」「相談窓口」の開設を求めている。
ＫＯＢＳでは東南アジアや南アジアの事情に明るい小川靖夫さんと中国大陸、香港、台湾の事情に精通する鈴木昌二さんが支援コーディネーターとして常駐し、海外展開の可能性の把握から販路開拓のサポート、海外展開戦略を検討するにあたっての個別具体的な支援まで対応する。小川さんは「海外諸国の急速な変化に追いつき、成果を挙げたい」意気込み、鈴木さんは「川崎の地域活性のためにメリットある海外支援を行いたい」と語る。
開設場所は、川崎区殿町３の２５の３ 川崎生命科学・環境研究センター（ＬｉＳＥ）内１階。受付は平日の月曜日から金曜日までの午前８時30分から午後５時15分まで。
詳細は（【電話】０４４・２９９・３３０５もしくは３３０６）へ。
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