台風などによる局地的大雨のシーズンが本格化するのを前に、臨港消防署管内の消防関係者や区役所が10日と11日、大師河原河川防災ステーションで水防訓練を行った。
臨港消防署の馬場稔署長は「大規模な風水害から市民を守るためには、地域の方々との情報共有が不可欠。この訓練で個々の水防技術と顔の見える関係の強化を図りたい」と訓示。同消防署、同消防団(石切山幸一郎団長)、同消防ボランティア委員会(須山芙三枝委員長)、区役所道路公園センターの約200人が参加した。
川の氾濫時に水を食い止める土のうの作成や大雨による道路冠水を想定した訓練のほか、多摩川に溺れている人がいる想定で、消防局のヘリコプターから人を吊り上げる水難救助訓練を行った。参加者は真剣な面持ちで取り組んでいた。
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