箱根ベーカリー川崎アゼリア店は今年4月から地元の稲毛神社(市川緋佐麿宮司・川崎区宮本町)に「勝栗あんパン」の奉納をしている。毎月15日に30個奉納するという。
同店は箱根湯本ホテルのベーカリーが発祥。箱根では以前から箱根神社にパンの奉納を行っており、奉納をきっかけに売上などが好転していったという。同社の佐藤剛史相談役は各地の神社めぐりをするなど信心深く、川崎でも商売をするにあたり地元の神様に感謝の意を示そうと、稲毛神社への奉納を検討。当初は箱根で納めている「龍神あんぱん」を稲毛神社の神徳「勝」「和」をデザインした袋で包装して納めようと考えたが、「他の神様に納めているものを、こちらの神様にそのまま納めるのはいかがなものか」ということからオリジナルの「勝パン」を作ることに。同神社に相談したところ、栗を入れて欲しいとの要望があり、「勝栗あんパン」の開発に至った。
栗の形を象り、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地で渋皮も入った栗餡を包んだ。ひと口かじると卵の香りが広がり、甘さを控えた上品な味に仕上がっている。1個240円で店頭販売も行っている(1日30個限定)。
■箱根ベーカリー川崎アゼリア店【電話】044・280・7671
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