市政報告 体温計測できるサーマルカメラを市内施設へ!一般質問で市長へ強く要望! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
先週号でお伝えした市内中学校の部活動の大会について、市は毎秋恒例の川崎市中学校総合体育大会の開催を決め、私が要望した市長賞などの特別賞についても今年限りで表彰すると発表致しました。
今号は「サーマルカメラの市内施設等への導入について」報告致します。
緊急事態宣言解除後、学校や経済活動も再開し外出者が増えるとともに感染者数が増加傾向にあります。学校では登校前に自宅で体温を測り、発熱時は登校しないよう指導し、会社等でも同様に発熱時の出勤はしないよう徹底しているところもあります。また、商業施設、テーマパーク、病院等では、入口付近でスタッフが来場した人々の体温を計測するなど感染防止策を行っています。最近は額にかざして体温を測る非接触型体温計が利用されていますが、スタッフが対面し一定の距離まで近づくため決してソーシャルディスタンス(感染予防のための社会的距離)は十分ではありません。そこで、対面せずカメラを通じて通行者の体温を測定できるサーマルカメラの導入を提案致しました。学校、保育所、行政やスポーツ・文化施設等の公共施設、病院や福祉施設、商業施設等を所管する各局長に意向を尋ねると、多少の見解の違いはありましたが「あれば有効」という認識は一致。さらに、既にサーマルカメラを導入した多摩区の藤子・F・不二雄ミュージアムでの効果も答弁されました。また、国や本市の中小企業向けの補助金はサーマルカメラ導入にも活用可能です。サーマルカメラにはさまざまな性能・プランがあり値段も異なりますが、比較的高性能なものを導入しても予算は抑えられ、市内施設等に一斉に導入すれば有効性は高まります。川崎市では感染拡大させないという強いメッセージにもなるため、各局各々の検討ではなく市長のリーダーシップで速やかに導入するよう要望致しました。
今後も感染予防策の充実に努めますが、皆様も引き続きのご理解とご協力をお願い致します。
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4月26日
4月19日