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川崎区・幸区 文化

公開日:2022.07.08

きゅうり祭り3年ぶり
小倉神社で2000本配布

  • きゅうりを受け取る子ども

 幸区の小倉神社で7月2日、3年ぶりに「きゅうり祭り」が開催された。本殿での神事の後、境内に浄められたきゅうりが並べられ、参拝した人たちに2本ずつ、合計2000本が配られた。きゅうりは地元商店街の小倉商栄会が奉納した、埼玉県産の朝採りきゅうり。

 当日は屋台も約20店舗並び、久しぶりの祭りを楽しむ人たちで賑わった。菅沼房実さん(44)、帆波(ほなみ)さん(11)、波琉真(はるま)さん(8)親子はきゅうり祭りの参加は2回目。房実さんは「ママ友とも久しぶりに会えた。やっぱりお祭りは楽しいですね」と笑顔を見せた。

 同神社は小倉に古くからあった八雲神社と八幡神社を合祀し、1956年に新社殿を創建した。同祭りは江戸時代、八雲神社が悪疫退散の願いをこめて神輿を鶴見川まで運ぶ際、水の神様と言われる河童の好物きゅうりを捧げて祭祀する習わしがあったことに由来する。

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