川崎区・幸区 経済
公開日:2022.07.29
川崎観光研究会が初会合
参加者が意見交換
川崎商工会議所のサービス業部会が立ち上げた「川崎観光研究会」の初会合が7月13日、川崎フロンティアビル(川崎区駅前本町)で開かれた。
同研究会は、2024年の川崎市制100周年を見据え、「観光や文化を盛り上げ経済活性につなげたい」との阿部勝部会長の発案で設立。同商議所のサービス業部会員や市内観光に携わる会員らがメンバーとなった。
集まりで阿部会長は、5〜10年かけた長期ビジョンを披露。「かわさきカーニバル(フェスタ)の立ち上げや川崎ソウルフードを探すコンテストの実施。国内中規模の会議(MICE)の誘致などができれば」と述べつつ、メンバーの話し合いで作り上げていきたいと語った。
メンバーからは「まちの賑わいの創出の取り組みには経済的利益をあげる」ことへの必要性が指摘された。また、鉄道会社を使ってPR活動を行う善光寺(長野県)の例を挙げ「川崎大師を多くの人にPRするために同様な活動を展開してはどうか」といった提案もあった。
来賓として出席した斎藤文夫川崎市観光協会会長は、川崎大師の発展の歴史や各区の観光区協会の設立経緯を紹介。「川崎商工会議所が観光に力を入れようとしている考えはありがたい。郷土愛あるところに観光あり」と今後の取り組みに期待を寄せた。
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