川崎区・幸区 文化
公開日:2022.09.02
劇団四季
川崎区の2人、子役で活躍
土田さんと鳥塚さん
JR東日本四季劇場[秋](東京都港区)で上演中の劇団四季ミュージカル『バケモノの子』に、川崎区在住の土田彪人(あやと)さん(東門前小4年)と鳥塚絢心(けんしん)さん(川崎小6年)が出演中だ。
人間とバケモノの親子が絆を深め、助け合いながら成長していく物語。バケモノに育てられる主人公の少年・蓮の子ども時代を土田さんが、蓮のライバルの一郎彦の子ども時代を鳥塚さんが演じている。
土田さんは3歳の時に見た同劇団の『ライオンキング』の主人公・シンバに憧れ、年中から英語でのミュージカル公演などを行う劇団に所属し、ダンスなどのレッスンに励んできた。身長が130センチを超え、シンバのオーディションを受けようとした時、『バケモノの子』を知り挑戦。役について「他に蓮を演じている子役の誰よりも役になり切ってお客さんに蓮そのものだと思わせたい」と強い意志を見せる。
鳥塚さんは3歳から地元川崎区のダンススクールJDS―ART WORKSに所属。ダンスが得意で他にも新体操も習っている。JDSの酒井翔子マネージャーによると身体表現に感情をのせるのがうまいのだという。これまでにテレビCMやミュージカル『アニー』に出演したこともある。『ライオンキング』のオーディションに落ちたこともあるが、今回見事に役を勝ち取った。一郎彦について「アニメ原作を2回みた。そのものシンプルに演じている」と気負いはない。
同ミュージカルの上演は3月21日(火・祝)まで。2人の直近の出演スケジュールは同劇のウェブサイトで確認できる。
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