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川崎区・幸区 意見広告

公開日:2024.01.12

市政報告【4】
通学帽子、男女別見直しを
日本維新の会 (幸区選出)なすのあやか

 12月15日の市議会一般質問で「小学校の通学帽子の着用状況」について質問しました。

 川崎市内の小学校では、通学時に帽子をかぶって登校する学校と被らない学校があります。調べてみると、着帽については学校ごとに学校の決まりとして定められています。市教育委員会によると、通学帽子を指定する市立小学校は、114校中41校で全体の約36%です。着用の目的は登下校時の交通事故の防止、校外学習時の安全管理、熱中症の予防などにもつながることを挙げています。

 通学帽子については、地元幸区の保護者から「男女で形状が分かれている学校がある」と伺ったことがあります。市教育委員会によると、通学帽子を指定している41校のうち、男女同じものを着用している学校は28校、男女別に指定がある学校は6校、帽子の形状を選択できる学校は7校であることが分かりましたが、男女同一が大多数を占める中で、性自認の観点からも男女をわざわざ分ける必要があるのでしょうか?地元の男女別となっている学校に通う保護者からも「同一のものまたは選択できるようになってほしい」との声があります。議会では「機能性の面や価値観の多様化などを踏まえて対応していく必要があるのでは」と指摘し、教育長の見解を伺いました。

 教育長は、昨年12月に改訂された生徒指導提要で、学校生活のルールについて、マイナスの影響を受けている児童生徒がいないか、いる場合にはどのような点に配慮が必要であるか、検証、見直しを図ることなどが重要であるとされており、通学帽子のあり方についても、校長会などを通じ、必要な情報提供を行うとのことです。

 今回、市内各学校の実施状況についての調査で販売時における業者との理解の違いなども判明しました。学校側と販売業者との共通認識のもと扱っていただくよう要望しました。

なすのあやか

https://nasuno.info/

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