意見広告・議会報告
第4回定例会一般質問 市政報告 「搾乳できます」マーク設置を 公明党川崎市議団(幸区選出)枝川まい
出産した女性の中には、入院中の赤ちゃんに母乳を届けるために自分で母乳を搾る「搾乳」を必要とする方がいます。
低出生体重児の母親や早期に職場復帰した方から、赤ちゃんを連れていないので、搾乳のために授乳室を利用することをためらうとの声を受け、神奈川県では、リトルベビーとその家族を支援する取組みの一環として「搾乳できます」マークを作成し、県有施設や民間の商業施設に掲示を呼び掛けています。
搾乳は母乳の分泌量を保つだけでなく、乳腺炎、糖尿病や高脂血症などの発症リスクの軽減、子宮の回復を促す効果があるとされ、赤ちゃんを連れていないお母さんでも、安心して授乳室を利用できる環境整備は大切です。本市でも、このシンボルマークを市内授乳室へ掲示し、搾乳に対する理解促進を積極的に進めるよう求めました。
市はその重要性を示し、公共施設131カ所にある授乳室への周知・協力を依頼し、その趣旨についても広報に努めていくと答弁。商業施設へも広く活用されるよう引き続き働きかけます。
ドナーミルクの導入を
小さく早く生まれた赤ちゃんにとって、母乳は最適な栄養源で、免疫力を高める効果は重要とされています。母乳バンクは、様々な事情から授乳することが困難な場合、必要とする方にドナーミルクを提供することで、赤ちゃんの身体に負担を掛けずに乳児の命と成長を守る重要な役割を果たしています。
質問では、市立川崎病院でドナーミルクが提供できる体制整備を求めました。市は、ドナーミルクの利用は有意義との見解。利用開始に向けて取組みを進めると答弁。
母乳バンクは、寄附された母乳を低温殺菌処理し、腸が未熟な赤ちゃんでも飲むことが出来るドナーミルクを作ります。
母乳提供を希望する方が事前に健康状態のチェックなどが受けられるドナー登録施設は、現在市内北部1カ所のみです。更に拡充が図られるよう、求めました。
新小倉小学校
今春開校の新小倉小学校について、地域で懸念される周辺の安全対策を求めました。市内初の午前5時間授業や周辺企業・研究機関と連携した取組みなど、特色ある学びが行われますが、施設開放や避難所となる観点からも近隣住民などが通行する道路の安全確保は重要です。地元の声に寄り添った対応となるよう、強く要望しました。
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2月7日
1月31日