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八王子 文化

公開日:2026.03.05

高尾幼稚園
100年つなぐ桃の節句
園児見守る七段飾り

  • 歴史あるひな飾りをまじまじと眺める園児たち

    歴史あるひな飾りをまじまじと眺める園児たち

 3月3日は桃の節句。東浅川町にある高尾幼稚園(小山靖昭理事長/小山布由奈園長)では20年以上前から、「およそ100年前」の七段飾りを大切に受け継ぎ、園児たちに披露している。

 これは知り合いの旧家の土蔵に眠っていたものを小山理事長が「ぜひうちの園で飾りたい」と譲り受けた代物だ。マンションなどの住宅事情により、大型のひな飾りを目にする機会が減った昨今、「園で本物に触れることで、日本の歴史や文化に親しんでほしい」という願いが込められている。

見て学ぶ言葉

 エントランスに飾られたひな飾りを囲み、園児たちは興味津々。「これが”ぼんぼり”」「桃色の”桃”は桃の花の色」――。同園の教諭は、「あかりをつけましょぼんぼりに〜と歌っているけれど、本物を知らない子ばかり。ひな飾りのぼんぼりを見せると、『これか』と驚いてくれます」と園児たちの反応を微笑ましく見守る。

 人形の柔らかな表情も気品ある衣装も、すべてが職人の手仕事による一点もの。「引き出し」や「扉」なども精巧に作られている。ひし餅などは新しく加えられた雛道具と見られ、歴代の持ち主の手を経て、今も大切に使い続けられている。

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