川崎区・幸区 意見広告
公開日:2025.10.31
県議会報告
悩める女性の居場所がオープン!
県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
「誰にも相談できない悩みがある」「望まない性行為をした」「自分の居場所がない」。いじめ、虐待、貧困、ネグレクト、DVなど、近年、女性をめぐる問題は多様化し、また、これらの問題が複雑に重なって、より解決が難しくなっています。
特に、心に生きづらさを抱えている少女や若い女性たちは、悩みを自分ひとりで抱え込みやすく、親や友人にSOSを発信できず、支援にもつながりにくいという傾向があります。
たとえ支援の窓口につながっても、18歳未満は「児童相談所」が対応し、18歳を超えると、成年として扱われるといった【年齢による対応の区別】により支援に至らないケースや、従来の婦人保護事業では、相談する人と相談を受ける人との【世代間のギャップ】に違和感を訴えたり、秘匿性の高い保護施設での【携帯電話の使用制限を受け入れられなかった】りと、相談者自ら支援から逃れてしまうケースも多くあり、これまでの公的支援の限界が指摘されています。
私は、令和4年9月13日の代表質問で、様々な困難を抱える若年女性の悩みにしっかり寄り添うため、県に対し、経験豊富で熱意とノウハウを持つ民間団体と密接に連携し、それぞれの強みを生かした公民協働による支援体制の充実を図るよう求めました。
人生の雨の中にいる「あなた」へ
本年9月1日、虐待などにより家族を頼れない15歳〜29歳までの若年女性が無料で通える居場所「アマヤドリスタジオ」が逗子市内に開設され、私も現場を視察しました。アマヤドリスタジオは、若者支援の実績を持つ「公益社団法人アマヤドリ」が県の委託を受け運営。利用者は、事前に登録、予約をしますが、利用時には本名などの個人情報は秘匿されます。また、希望者は性教育や防犯、社会保障などを学ぶプログラムにも参加でき、安心できる環境で、ゆっくりと自分を取り巻く「悩みや困りごと」を解きほぐし、人に助けを求める力を身に付けることを目指します。
あなたに合った居場所を
9月30日には、藤沢市に女性自立支援施設のサテライトとして、社会福祉法人神奈川県民生福祉協会が運営する「こもれび わたしの居場所」もオープン。さらに11月6日には公益財団法人日本YWCAが運営する「セーフスペース・カフェ ここ*LOCO」が地域に根差した気軽に立ち寄れる場所として誕生予定です。
自分にぴったりな居場所を見つけるため、まずはお気軽にご相談ください。
西村くにこ
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横浜市中区日本大通り1番地
TEL:045-210-7630
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