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地域に支えられ創業48年 まつがみ衣料品店移転セール 87歳老夫婦で元気に営業
婦人服や日用品などを扱うまつがみ衣料品店(田名)が15日、田名バスターミナルの整備に伴い、旧店舗の真向かいに移転した。今週末の25日(日)まで、謝恩セールを開催している。
店主の松上寛一さん、よ志江さん夫婦(共に87歳)は、「新店舗でも老夫婦で頑張っていきますので、ぜひ一度新しいまつがみ衣料品店を覗きに来てください」と話している。
地域交流の場に
同店は東京オリンピックの翌年1965年に開業した。創業以来使用している「まつがみ」のロゴは、五輪マークをもとにデザイン。「田名地域の平和と発展に少しでも貢献する店でありたい」という願いを込めた。
そのため、ただ物を売るだけではなく、店内には「大きくなったね」「元気にしていた」「お茶を飲んでいくかい」など、現代が失いつつある近所の温もりが溢れている。
子どもの頃、お店の看板娘を務めた孫の和田恵美子さんは、「おじいちゃんやおばあちゃんとの会話を楽しみに来店する方が多いです。お客様には家族のように可愛がって頂きました」と、当時を振り返る。今では、恵美子さんの1歳になる長男・大和くんが、同店の看板息子ならぬ応援団長として活躍中。老夫婦の元気の源は、娘、孫、ひ孫という3世代の応援だ。
「買い物をしなくても良いから、気軽に立ち寄って欲しい」とよ志江さん。遠くに引っ越した後も、昔を懐かしみ、ふらりと顔を出す人も多い。「一人暮らしの高齢者の楽しみになれば」と、寛一さん企画のバスツアーも続けている。
衣料品店の粋を超え、「田名地域のコミュニティの場」という言葉が良く似合う店。温もりは変わらずに、同店の新たな1ページが始まった。
まつがみ衣料品店
中央区田名4685-5 (営)9:00〜18:00 (休)日曜/駐車場あり 11/25迄謝恩セール
TEL:042-762-0229
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