高原選手の今季初得点で、町田に勝利―。
J3リーグ第6節が19日、各地で行われ、地元サッカークラブのSC相模原(辛島啓珠監督)はFC町田ゼルビアと対戦し、2対1で勝利した。勝ち点を13に伸ばし、現在リーグ2位。
隣市の町田市を本拠地とするゼルビアをホームに迎えた「相武決戦」。SCはJ3リーグに初参戦した昨季、町田と3度対戦して全敗していた。
町田戦初勝利に燃えるSCは、立ち上がりから主導権を握る。前半3分、コーナーキックの流れからMF曽我部慶太選手のクロスにFW井上平選手がヘディングで合わせ、先制点を挙げる。その後も相手陣内に攻め込むSCは同39分、ゴール前でパスを受けたFW高原直泰選手が、相手を背負いながらも反転して左足を一閃。高原選手の今季初得点は貴重な追加点となり、詰めかけた5000人近くのサポーターは割れんばかりの歓喜に包まれた。
後半は一転、町田の猛攻にあうも、反撃を1点に抑え逃げ切ったSC。昨季一度も勝てなかったライバル相手に勝利したことで、今後に明るい兆しが見える試合となった。
「自信に繋がる」
試合を振り返り辛島監督は「良い形で試合に入れた。初めての『相武決戦』だったが、すごく盛り上がっていて大切なゲームだと感じた。去年は一度も勝てなかった町田に勝利できたことで、チームの自信に繋がったと思う」と話した。
SCは次節、3連勝をかけアウェーでブラウブリッツ秋田と対戦する。4月26日(日)午後1時キックオフ。
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