夏の甲子園出場をかけた熱い戦いが今年も始まる。
第97回全国高等学校野球選手権神奈川大会が7月11日(土)、横浜スタジアム(横浜市中区)で開幕する。同選手権が始まって100年の節目を迎える今夏は、県内186校(連合チーム含む)、区内からは、県立上溝高校、県立上溝南高校、県立相模原高校、県立相模田名高校、県立弥栄高校、麻布大学附属高校の6校が出場。28日(火)の決勝まで県内各地の会場で熱戦が繰り広げられる。
淵野辺のサーティーフォー相模原球場での初戦は、12日(日)に行われる県立城山高校と相模田名高校の地元・相模原対決。午前9時プレーボール。球児に負けない熱い声援を。
優勝候補・県相に注目
昨年夏の大会で8強、秋の大会で4強、今年春の大会では準優勝と近年めざましい躍進を見せ、強豪の仲間入りを果たした相模原高校。今夏は第1シード校として、14日(火)にバッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚市)で行われる2回戦から登場する。相手は、相模向陽館高校と百合丘高校の勝者。午前11時試合開始。
昨季、好成績を残しながらも21世紀枠でのセンバツ出場が叶わなかった同校。めざすは、「県立62年ぶりの優勝」と意気込む。冬にウエイトトレーニングと栄養補給で徹底的に身体づくりを行い、パワーを強化して臨んだ春の大会では神奈川県代表として史上初めて関東大会に駒を進めた。就任以来、県内外の強豪校と積極的に練習試合を行い、強いチームのプレーを肌で感じる機会を増やすことにこだわってきた佐相眞澄監督。関東大会も「頂のレベルを実感できた」と振り返る。しかし、「まだまだ緻密さが足りない。ミスが出る」と春以降は守備面の更なる強化に力を入れてきた。
同校を牽引するのは、投打の中心でありエースの宮崎晃亮選手。春以上の好投を期待したいところ。春に大量得点を叩き出した打線の注目は、金子圭希選手。「ここぞという時にタイムリーが出る」と佐相監督も太鼓判を押す。
順当に勝ち進めば、4回戦で強豪・横浜高校とサーティーフォー相模原球場で対戦することになる同校。念願の甲子園出場に向け、市民と「束になって戦う」。
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アゴラ春号5月3日 |
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