「左利き」の児童が抱える不自由さを解消しようと、西門の文房具店・菊屋浦上商事株式会社の浦上裕生代表取締役社長は22日、南区・夢の丘小学校に左利き用の「お玉」を寄付した。
今回の寄付は、同校の村井孝之教頭が浦上社長らで取り組む左利き文房具を広める活動を新聞で知ったことがきっかけ。自身も左利きの村井教頭は「利き手に不便さを感じている児童のために何かできないか」と浦上社長に相談を持ちかけると、浦上社長は左利き児童の実態把握のために同小での調査を提案。3月上旬に実施され、その中で、左利きの児童が給食配膳用の「お玉」に使いづらさを感じていることが判明し、同社で取り扱う左利き用に設計された製品を各学年に寄付する運びとなった。
同校の木原裕二校長は「これを機に、教職員や児童同士で困っていることがないか、気づかいができるようになれば」と話した。
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