市や相模原塗装協同組合などは21日、道路壁面への落書きを防止しようと緑区橋本の「やすらぎの道立体」に壁面絵画を設置した。
この取り組みは市の「協働事業提案制度」を活用し、市、同組合に加え「特定非営利活動法人 きこり」の3者で市内の落書きを消去する活動の一環。「やすらぎの道立体」はJR横浜線をくぐるために地下化された道路で、壁面の落書きが問題視されており、このほど壁画の設置を決めた。
壁画は昨年、市と包括連携協定を結んだ多摩美術大学の町田帆実さんが「緑区の未来・理想像」をテーマに描いた原画をもとに作成。縦1m、横35mの横長の作品には、自然豊かな緑区の中で子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿などが鮮やかに描き出されている。