NPO法人デジタルコンテンツ研究会(矢部4の4の9)が主催して、6月から障害者(精神・発達・知的・身体)を対象にした工業系プログラム講習「〜電子工作を通して学ぶ〜電子回路とプログラムの基礎科」が開催される。現在参加者を募集中で、締め切りは5月8日(火)。
同会は神奈川障害者職業能力開発校の委託を受けて障害者に対する技術講習を行っており、これまで10年間にわたりコンピュータ基礎講習を実施し、多くの障害者の一般就職を支援してきた。こうした中、参加者からより専門性の高い技術の習得を望む声があったことから、さがみはらIT協同組合やハローワークなどの協力のもと、県内では初となる全障害者を対象にした組み込みソフト開発のための技術講習が実現した。
講習は実物を組み立てながら電子回路図やプログラムの基礎を学べるもので、理解できるように丁寧に指導するため初心者でも参加できる。とりわけ同会では、将来、ロボットやゲーム開発、工業系の就職を希望する人の参加を呼びかけている。
受講費はハローワークおよび県が負担するため無料。講習終了後は、履歴書に記入できる公的な修了証が贈られるほか、同団体などからの就職支援も受けられる。同会の担当者は「病気やケガで自宅にこもりがちの障害のある方でも、技術力があれば就職ができるのでぜひ参加してほしい」と話す。
参加希望者はハローワークの専門援助部門窓口にある応募用紙に記入し、窓口に提出を。精神障害および発達障害の当事者は「就労可能の医師の意見書」の提出が必要になる。講習期間は6月1日(金)から8月28日(火)まで。詳細および問い合わせは同会【電話】042・711・7454へ。
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