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相模原市 新マンホールカード作成 2作目、図柄は相模湖由来

経済

公開:2018年12月20日

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12月14日に相模湖観光案内所で配布が開始された新しいマンホールカード(表面)
12月14日に相模湖観光案内所で配布が開始された新しいマンホールカード(表面)

 相模原市は12月14日から、市内で2種類目となる新しい「マンホールカード」の配布を開始した。このカードにデザインされているマンホールは、旧相模湖町の公共下水道の供用開始を記念して作られたもので、同町地域の1カ所しかなく、そのプレミア感から市では、「観光振興にも役立つのでは」と期待する。

 下水道広報プラットホーム(GKP)が企画・監修するマンホールカードは、全国統一規格で作成されるマンホール蓋の情報を掲載したコレクションアイテムだ。ご当地の名所・名産や、マンホールの位置の目安となる緯度や経度などの情報が掲載されている。重要なライフラインである「下水道」を、より知ってもらうために2016年から順次作成され、今回が第9弾。12月14日現在で、第1弾からの累計は、北は北海道天塩塩町から南は佐賀県白石町まで、全国407自治体で478種類、約290万枚を発行している。

 カードはそれぞれ所定の場所で配布。配布場所が1種類のカードにつき1カ所と限定されているため、観光振興の役割も果たしている。配布開始から2年余り、コレクターの中では人気が高まり、カードを集めるツアーも企画されるほどだ。

 市内には現在、約7万個のマンホールがある。蓋は、旧相模原市の汚水用(けやきのデザイン)と雨水用(同あじさい)の2種類と、旧津久井4町にそれぞれある計6種類。このうち、市では昨年、淵野辺駅前に設置されている雨水用のカラーマンホールをデザインしたカードを作成。市下水道経営課で配布され、これまでに約5千枚のカードが配布されている。

 今回、市内2種類目として新たに作成されたカードにデザインされたのは、1997年に旧相模湖町の公共下水道が供用開始されたのを記念して作られたマンホール(千木良518付近、県立津久井やまゆり園近く)で、この1カ所にしかない。このカードには、県の重要な水源となっている「相模ダム」、そこに架かる「相模湖大橋」、桂川・桂北などの地域の地名に由来する「桂」、相模湖周辺に多く自生する「山ゆり」、相模湖に多く飛来する「オシドリ」が記されている。12月14日からJR相模湖駅前の相模湖観光案内所(与瀬1183/午前8時30分~午後5時、午前11時30分~午後0時30分は昼休憩の為一時休止)で配られている。

 市は「今後配布状況を見ながら他の3町のカード作成も検討していきたい」と話す。

 詳細は市下水道経営課【電話】042・707・1840へ。
 

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