地学の問題を解く能力や知識などで競い合う「日本地学オリンピック」の3月の本選に、県立相模原高校2年の大澤淳平さんが出場する。昨年12月に行われた予選の成績上位5%のみが出場できる本選には猛者が集まるが、上位に入れば韓国で行われる国際大会へと駒を進めることができる。
大澤さんは同校科学研究同好会所属。同好会は大澤さんと同級生らが1年生の5月に自主的に立ち上げた。同校には地学科目の授業はなく、めざしていた地学オリンピックに向け大澤さんは昨年10月頃から独学で知識を習得。毎日1時間以上は地学の参考書に向き合う日々を続けてきた。一方、地学が得意な副部長の増田侑太朗さんがメンバーのために要点などをまとめたプリントを自作するなど、メンバーが互いに支え合い、切磋琢磨することで自信を深めた。
迎えた予選は「プレッシャーを感じました」と振り返る大澤さん。初めて同大会を受験した去年より問題は難しく感じたというが、結果は1600人中、33位で予選通過となった。
本選は筆記試験を始め、鉱物や化石などの標本鑑定の実技テストがあり難易度も上がる。大澤さんは「国際大会出場を目標に、まずは本選を突破したい」と力強く話した。
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