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新時代「令和」も新たな価値を創造 改元特別インタビュー 多角的事業戦略の未来に迫る
緑区橋本に本社を構え、総合不動産業から家づくり、人材マッチング、ホテル、飲食業まで幅広く事業を展開する「株式会社サーティーフォー」。新時代「令和」を迎えた中、同社の唐橋和男社長、唐橋二之業務推進事業部長に今後の事業戦略、そして同社が見据える企業のあり方について聞いた。
――貴社は唐橋和男社長が1992年に設立し、「総合不動産会社」として売上高、経常利益で市内一になるまで業績を伸ばしています。また不動産業のほか、ヘルステックや人材マッチング、飲食、ホテル業など様々な事業を展開しています。
唐橋社長 不動産業を始めたきっかけは、「家族の笑顔が集まる場所を造りたい」と思ったこと。私は家一つで家族が変わると思っていまして、長く満足して住んでもらう家づくりを考えた時に、当社は耐震性に優れた2×4(ツーバイフォー)工法にこだわりました。創業当時はバブル崩壊直後で世の中の景気は良くなかったのですが、おかげさまで少しずつ業績を伸ばすことができ、20年経ったタイミングで相模大野に支店を展開して本格的にビジネスを広げていきました。
他の事業も徐々に軌道に乗り始めています。「ユアドク」はアプリ一つで医療につながる多言語医療相談サービス。「SPeak(スピーク)」は留学生と企業をつなぐ、就活応援マッチングサービスです。このほかにもラーメン食堂の「吉凛(きちりん)」や、昨年からは北里大学病院前で念願だったホテルの運営も行っています。
二之部長 本業の建築業で見ると、当社が家づくりを行う上で一貫しているのは「自分が住みたくない家は造らない」ということ。これが当社のDNAに刻まれています。常にお客様の立場に立って仕事にあたる。だから「選ばれる家づくり」につながっていると思うんです。先ほど紹介した他の事業にしてもそう。当社のビジネスの根幹は全て一緒で、いかにお客様に喜んでもらうものを提供できるか。私の部署では住宅施工のほか飲食やホテル業も担っていますが、そうした当社の創業理念を形にしていくべきだと思っています。
唐橋社長 当社は様々な事業を行っていますが、事業展開を行う上で一番大事なことは引き際の見極めです。これまで色々なことにチャレンジをしてきて、失敗したことの方が多い。自分の中で決めているのは、「3年やってダメだったらその事業は失敗」ということで、3年で区切りをつける。そうすると何か一つ新しい事業が成功する。チャレンジしないと結果は出ません。感謝と挑戦をし続ければ、必ず何かは成功につながると思います。
――そうした多角的な事業展開のほか、貴社は地元の中学生チームのスポンサーやネーミングライツなど、CSR(社会貢献)活動にも積極的に取り組んでいます。地域と企業との関わりについてどうお考えでしょうか。
唐橋社長 青少年の健全育成を目的に、微力ですが地元の小・中学生チームや大会のスポンサーを担っています。ネーミングライツは対価を設備等の整備費に充てることで、安全でより良い地域社会づくりにつながっていきます。当社は国道16号の地下道の清掃も20年近く続けていますが、それはお金だけではなく環境を良くすることで、地域に育ててもらった当社なりの相模原への恩返しになると考えてのこと。地元の企業がもっともっと積極的に地域へ支援を行っていくべきです。
二之部長 当社が行っていることは、企業が一番簡単にできるCSRだと思っています。自社の社業を越えて、地域の困りごとに目を光らせていく。そしてさらにもっと大きな観点―例えば私自身、今回は叶いませんでしたが、市政に携わる立場で力を尽くすことも、地域への恩返しにつながると思うのです。
――最後に、新時代を迎えた中で企業としての今後の事業戦略、展望を教えてください。
唐橋社長 新しい事業を展開すればするほど、各部署や社員がその役割や意味をどう理解していくかが大事になる。会社が勝手にやっているだけ、と思われてしまうのは問題。皆で一つの方向を向いていくためにも、社員一人ひとりにそれをどう伝えていくかが今の課題ですね。企業寿命は一般的に30年と言われている中で、それを見越して新規事業を展開している。とにかく、一番大事なことは「一歩一歩」。新しくつくった事業は独立させて、その会社をどんどん大きくさせていければいい。今ある事業部門が別会社になっていって、当社は不動産部門だけが残る。それが今後5年から10年を見据えたイメージで、そのように事業展開していけばきっと、今働いている社員にも将来プラスになると思う。
二之部長 会社の成長は人の成長なくしてはありえません。その成長は能力だけではなく、仕事への向き合い方や信念にもあてはまる。それをどんどん若い世代に波及させないと、経営者意識を持ち合わせる人財は生まれない。その思いを次は誰に引き継げるか、そして誰に継承していくか。新時代を迎えた当社の事業戦略の核になっていくと思っています。
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「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
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