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さがみはら中央区 社会

公開日:2020.03.05

園内の花、続々と
相模原公園 複数種が見ごろ

  • 遊具広場にあるカワズザクラ。他にも多種多様な桜が園内に点在している=2月27日撮影

  • 直径30cmほどのヒスイカズラ。上部から下部に向かって徐々に花房が開く

 県立相模原公園(南区下溝)では現在、さまざまな種類の花が楽しめる。

 遊具広場にあるカワズザクラと芝生広場のタマナワザクラは先月27日の時点で満開。桜をバックに記念写真を撮る散策者の姿も見られた。駐車場脇にあるオカメザクラは同時点で3〜5部咲き。ピンク色の5弁花で下向きに咲き誇る姿がかわいらしく、これから見ごろを迎えるとのことだ。

 また、園内にある温室「サカタのタネグリーンハウス」のトロピカルガーデン内(大人:100円、中学生以下無料)では現在、神秘的な花色の「ヒスイカズラ」が咲き始めた。その名の通り、宝石の翡翠を思わせる色で、「一度見たら忘れられない不思議な美しさ」(同園)と称されている。マメ科のつる植物でフィリピンの熱帯雨林にしか自生せず、原生地でも数が減少して絶滅が危惧されている貴重な植物と言われている。同園ではつるに花房が70以上ついており、これらが順次開き、4月いっぱいは来園者の目を楽しませるという。

 問い合わせは同園【電話】042・778・1653へ。

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