さがみはら中央区版 掲載号:2020年9月17日号 エリアトップへ

「テニス界」駆ける風雲児 上溝在住の平本照生さん

社会

掲載号:2020年9月17日号

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 今、勢いに乗る経営者だ。2011年に東京・八王子でテニススクールを開設すると以後も出店を重ね、現在まで関東18カ所で運営。来月には、清新にインドア型のコートを新設する予定だ。「地元相模原でスクールをオープンできるのはうれしい限り。今後はここを会社の本拠地にする予定です」と日に焼けた精悍な顔つきで話す。

元は口下手

 幼い頃はどちらかと言えば口下手。スポーツもそこそこでクラスでも目立たない存在だった。

 転機は高校時代。中学まではバレー部だったものの、身長が伸びなかったこともあり、進学した緑区の城山高校から硬式のテニス部へ。当初は、経験者ばかりの部の中で下から数えた方が早い実力。しかし、毎日遅くまで素振りの練習を繰り返し、「戦術」を考えたプレーを心がけると周囲を圧倒するように。1年もすると、「下手だから辞めてくれ」と心痛な言葉を浴びせられていた部の部長を務めていた兄にも勝利。「私にもできることがある、と自信がついた経験。私の原点となっています」と振り返る。

高卒後、コーチに

 高校卒業後は、テニススクールへ就職しコーチに。自身の親世代などに指導するなかで最初は戸惑うことも多かったものの、徐々に自身のファンとなってくれるお客さんが増えていったという。そんな順風満帆な中、芽生えたのが経営者の道を歩むこと。自身の会社を立ち上げ、「人を喜ばせる」仕事を生み出したいと思うようになっていったのだと。「日本最大級のインドアテニススクールを運営する社長など、多くの経営者の方にお世話になってきた。今も多くの事を学ばせてもらっています」

従業員ファースト

 そんな多くの学びから得たのが「従業員ファースト」の経営だ。お客さんを喜ばせる社員らスタッフを大切にすることが伸びる会社の条件──。そんな多くの経営者らから学んだことを実践してきたことが現在、会社が躍進を遂げている理由となっている。

 必ず週に1度は一人ひとりのスタッフとのミーティングを重ね、心や身体の健康を探るほか、共にめざす道の再確認の場にしている。「この2年間の離職者はゼロ。全国のテニスコーチから『入社したい』と希望される会社にしたいと思っています」

 口下手だった少年は今、大のオシャベリ好きに。仲間と共に、テニスを通じて老若男女の夢を叶えるべく進んでいきたいと話す。52歳。相模原を拠点に躍進を続ける。
 

10月、清新にオープン予定の平本さんが代表を務める「Dテニススクール」のインドアコート(イメージ)
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