スケートボード競技・ストリートで東京2020五輪の日本代表に決定した富士見出身の白井空良さん(19)=ムラサキスポーツ、博報堂DYスポーツマーケティング=が6月29日、市役所を訪れ、本村賢太郎市長へ大会に向けた意気込みなどを語った。
白井さんは富士見小、中央中学校出身。スケートボードは5歳頃から始め、幼少期から小山公園ニュースポーツ広場で練習を重ねた。街中にある手すりや階段、縁石などを模したコースで技の独自性や完成度を競う「ストリート」という採点種目で、これまでに国内外の大会で優勝を含めて数多くの上位入賞を果たしてきた。光明学園相模原高校3年時には、世界最高峰のSLSワールドツアーなどでの好成績をたたえ、市から「称讃の楯」が贈られている。現在は、自身も練習設備の設計に携わった寒川町のストリートスポーツ施設を拠点に活動している。
白井さんは、5月30日から6月6日までイタリアのローマで行われた「ストリート世界選手権大会2021 ROME」で3位に食い込み、国際連盟ワールドスケートが定める東京2020大会出場選考基準を突破。五輪出場資格を獲得した。
29日に市役所を訪れた白井さんは、「イタリアで3位になり、うれしい気持ちでいっぱいだが、悔しいという気持ちもある。本番の五輪までに調整して、金メダルを取れるように頑張りたい」と抱負を述べた。本村市長は大会の成果と五輪出場決定に賛辞を贈り、「悔しい気持ちをバネに、大きく成長してほしい」と激励した。
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