神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

全国での「飛躍」誓う 谷亀(やがめ)和希さん(15)

スポーツ

公開:2021年8月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
第52回日本少年野球選手権大会の先発投手も務めた=提供
第52回日本少年野球選手権大会の先発投手も務めた=提供

 中学硬式野球の名門・相模ボーイズ(岩永一志監督)のエース。(公財)日本少年野球連盟などが主催し、8月下旬に開かれる「第21回 ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」東日本代表、2021年度「日本少年野球東日本報知オールスター戦」神奈川代表に選抜された。「自分の力が全国でどれくらい通用するか試したい」と意気込む。

父の影響で野球に転向

 野球を始めたのは小学4年生。それまでは姉とともにドッジボールクラブに入りプレーしていた。男子は4年生でクラブを卒業するルールだったため、球児だった父の影響で厚木の小学生野球チーム「荻野リバース」に加入。最初はルールが分からず戸惑い、「人見知りなので、練習に参加するのがちょっと嫌だった」と振り返る。それでもドッジボールで鍛えた強肩と制球の良さを見込まれて、5年生の秋にはピッチャーとしてデビュー。6年生の秋には横浜DeNAベイスターズジュニアチームにも選抜された。試合で活躍できるようになってくると野球を「楽しい」と思えるようになった。

投手としての魅力

 小鮎中学(厚木市)入学とともに相模ボーイズへ。数多くのプロ選手を輩出する同チームの練習を目の当たりにし、「レベルが高い。先輩たちのプレーを見て、自分もこうなりたいと思った」と志を持った。「1年生の頃はトレーニングが辛かった」と苦笑するものの、同チームでも1年秋からエースナンバー「1」を背負った。岩永監督は「左腕で当初からいいものを持っていた」と振り返る。

 上級生が卒業し新チームになると「先輩としてもピッチャーとしても、チームを引っ張らなければ」と意識も変わり、メンタル面も強くなったことで、エースとして同チームをベイスターズ杯や関東大会へと導いた。オールスター選手権の神奈川代表監督も務める岩永監督は谷亀選手を「繊細な面もあるが、マウンドでは動揺が見えない『ピッチャーらしい』選手。ピッチャーはふてぶてしい魅力が必要」とし、プレーについては「コントロールが良く安定感があり、緩急が使える」と評価する。

 来年は高校生になる。目標はかつて同チームでバッテリーを組んだ大賀一徹選手と共に、甲子園の土を踏むこと。大賀選手は尊敬する先輩のひとり。「自分がマウンドで辛いとき、必ず声をかけてくれた」。憧れの甲子園の切符をつかむため全国で経験を積み、更なる飛躍を誓う。

左腕で安定した制球と緩急が武器の谷亀選手
左腕で安定した制球と緩急が武器の谷亀選手

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

五月人形がずらり

五月人形がずらり

田名民家資料館で展示

4月18日

人気の「溝の朝市」

上溝商店街

人気の「溝の朝市」

4月21日開催

4月18日

源氏物語を知る

源氏物語を知る

21日公開講座

4月17日

2件を文化財指定

2件を文化財指定

室町時代の絵画など

4月16日

地元NPOが託児に協力

ノジマステラ

地元NPOが託児に協力

子連れでも観戦しやすく

4月14日

「支え合い・助け合おう」

「支え合い・助け合おう」

27日 相模原地域メーデー

4月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook