相模川そばの田名青少年広場で11月14日、田名地区の野球チームに所属する小学6年生の児童と、同地区在勤の教員が交流戦を行った。
同地区では初の試みとなる交流戦。コロナ禍で大会の中止や練習機会が減少など児童の活動が制約される中、「少しでも思い出になれば」と企画された。田名小学校の小泉勇校長率いる教員らが相模原市少年野球協会田名支部(村山健士郎支部長)に対決を申し込み、これを受けた同支部が「水郷田名ミラクルズ」「田名中央インパルス」「田名ブルーコンドルズ」「陽原Jrパイレーツ」の4チームから6年生の児童16人を招集したチーム「愛のじゃがりこ」を結成。田名小学校と田名北小学校の教員総勢18人の「チームプロテイン」を迎え撃った。
設けられたハンデはホームランラインまでの距離のみという厳しい状況の中、児童たちは懸命に食らいついた。一時は大きくリードを許し、7回表には1対8と突き放されるが、その後7・8回の攻撃で5点ずつを返し着実に差を詰めるなど、白熱した試合が繰り広げられる。
10対11と児童チームのリードで迎えた9回、教員チームが2点を決め逆転されてしまう。それでもあきらめずに最後の力を振り絞った児童チームがタイムリーヒットを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。
試合を終え、水郷田名ミラクルズの大橋一翔さんは「先生と本気でやり合うことができてよかった」と充実した表情を見せた。小泉校長は「子どもたちが伸び伸びとプレーする姿や、笑顔で喜ぶ姿を見ることができてよかった」とにこやかに話した。
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