戻る

さがみはら中央区 コラム

公開日:2026.01.15

寄稿
市民がつくる総合雑誌
アゴラ編集責任者 山田広美

  • アゴラ冬号の表紙

 『アゴラ』の冬号をこのほど発刊しました。雑誌の成り立ちや冬号の内容をご紹介します。

 『アゴラ』は1997年4月に創刊した季刊の地域雑誌です。創刊者は東京新聞で25年の記者歴を持つ故西尾顕爾(けんじ)さん。相模原のことを市民が考え語り合う「広場」を、雑誌の形で誕生させました(「アゴラ」はギリシャ語で「広場」)。2004年、西尾さん急逝後は、知恵も知識も考えも浅く、編集も素人である筆者を編集責任者とする新体制になりました。

 創刊当時は市内の出来事を中心に、平和、人権、環境、政治、文化などを寄稿や取材で取り上げていましたが、現在は市内のことだけではなく、遠く離れた所の問題も、出来事も、相模原の私たちに繋がっているととらえ、積極的に取り上げることをしています。

 以前、お店の紹介記事と一緒に憲法問題を載せるこの『アゴラ』を、市外の弁護士の方から「ユニークな地域雑誌」と言われたことがありますが、それは褒め言葉でした。とはいえ、素人がつくる雑誌です。あか抜けないのはあたりまえ、足りないこと、思うようにできないこと、失敗することはたくさんあります。それでも、多くの市民のみなさんがさまざまな形で支えてくださり、来年4月には創刊30年を迎えます。

 115号となる冬号は、柱としようとしていた記事20ページに判断の間違いがあったため不掲載としました。編集部としても残念ですが、読者のみなさんに対し、たいへん申しわけなく思っています。

 それでも内容は多彩です。巻頭は「相模原のPFAS(有機フッ素化合物)汚染問題3」(岡田一慶さん寄稿)。汚染源と疑われる3Mジャパンイノベーション相模原営業所が昨年7月相模原市に提出した調査結果に関する内容です。藤野からは、移動本屋「ぶっくっかー×苦沙弥堂(くしゃみどう)」を仲間とともにスタートさせた佐藤友紀さんの寄稿。治安維持法施行から100年の昨年、読者の要望で前号に掲載となった「治安維持法について」の続編も(アゴラ協力員執筆)。遠い所の出来事では、1942年に発生した長生炭鉱水没事故の犠牲者ご遺骨収容活動について、現地(山口県)の山内弘恵さんの寄稿で掲載。

 あれもこれもという感じですが、総合雑誌と名乗る『アゴラ』のユニークさと受けとめていただけるとありがたいです。

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    さがみはら中央区 コラムの新着記事

    さがみはら中央区 コラムの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS