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さがみはら中央区 教育

公開日:2022.04.21

支援の場相生・ポプケ
発達障害児による作品展
25日から開所イベント

  • 作品を前に笑顔の怜さんと母親の梓さん

  • いろいろな物を使い「の」を表現した作品

 生活クラブ生協相模原センター(相生3の9の23)の3階に今月開所する学習支援の場「みんなのいばしょポプケ」。オープニングイベントとして、今春から淵野辺東小学校の特別支援学級に通う加島怜さんの作品を展示する「息個展―MUSUKOTEN!」が開催される。



文字を形で捉え物を使って表現



 母親の梓さんによると、怜さんは発達障害の一つ「自閉スペクトラム症」で、3歳の頃から目に映る文字をプラレールの線路で表現するなどし始めたという。「文字」や「形」に興味や関心を持ち、ひらがなの「の」の字をいろいろな物を使って表したり、今ではアニメや映画のタイトル、例えば「魔女の宅急便」と問いかけると「魔女」という小1には難しい漢字も正しく表現するそう(今回作品展示)。



 梓さんは「日々の生活の中で自分の思いを言葉で伝えることが難しかったり、気持ちの切り替えに時間がかかることもあるが、大好きな絵やデザインには自分のこだわりを存分に発揮。唯一無二の作品を楽しそうに作り出している」と話す。



 今回は、3歳から制作した作品30点ほどを展示する。4月23日(土)にオープニングイベントを開催(午前11時から午後3時)。その後、25日(月)、28日(木)、5月2日(月)に作品が展示される(いずれも午後3時から6時)。すべて一般入場可(無料)。25日以外は怜さんも在廊している。



 怜さんは、「見に来てね」と満面の笑顔で話してくれた。



(問)ポプケ【電話】070・8475・7338

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