ボクシングWBO世界フライ級チャンピオンの中谷潤人選手(24)=M.Tジム(緑区西橋本)=が5月30日、同区牧野のゴルフ場「相模湖カントリークラブ」でトレーニングを行った。
普段走り込みをしているアスファルトの道に比べて天然芝のコースは足腰にかかる負担が少なく、なおかつ丘陵地で起伏に富み、鍛錬に適したゴルフ場での練習の受け入れを同クラブ側が快諾。ゴルファーがプレーを始める前の早朝の時間帯にコースを提供した。
当日は中谷選手ら同ジムに所属するボクサー4人が「桜コース」に入り、高低差を利用してフェアウェイをランニング。およそ1時間半の練習に汗を流した。
希望していたゴルフ場での練習が実現し、中谷選手は「きれいな芝の上を、鳥のさえずりを聞きながら気持ちよく走らせていただいた。アップダウンがあり、日頃は疲労しない部分に刺激が入るなど、とても良いトレーニングを積むことができた」と振り返った。
同クラブを運営する新相模の高安廣志社長は「市を挙げて応援している選手に有効に使っていただき、喜んでいただけるならと快諾した。今後もご利用いただけるのであれば、ご協力していきたい」と話していた。
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