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公開日:2022.07.14

小児がん患児に職体験を
有志団体が連携 資金募る

  • 左から高木さん、浅沼さん、浅沼さんの治療と支援を続けている西村クリニックの西村浩院長=7月8日

 小児がん患児や経験者らにラーメン作りを通じて職場体験をしてもらおうと有志が計画を立ち上げ、7月26日(火)の実施に向け、クラウドファンディングで資金を募っている。

 小児がん患者を支える活動を行う市民団体「トルコキキョウの会」代表理事の高木伸幸さん(51)が、知人で淵野辺のラーメン店「浅沼屋」の元店主・浅沼一也さん(56)に声をかけた。

 高木さんは2013年、娘の優衣奈さん(当時11歳)を難治性小児がん「小児脳幹部グリオーマ」で亡くした。「小児がん患児や、小児がんを克服しても幼少に放射線治療などを受け副作用や晩期合併症でさまざまな障害で苦しむ方は、長い間病院で過ごしたり、退院後も支障が残ったりして社会生活が制限されることが多い。ラーメン作りで職場体験をしてもらい、それをきっかけにして何か自分が好きな仕事ができるようになってくれたら」と思いを語る。

 一方、6年前から難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘いながらNPO法人「チーム浅沼屋 for children and ALS」の理事長として児童養護施設や障害者施設などの子どもたちの支援に取り組んでいる浅沼さんは、「協力できることはしたい。ぜひ一緒に」と高木さんの申し出を快諾した。

 ボランティアの協力のもと現在、クラウドファンディングで資金を集めている。支援募集は7月17日(日)午後11時まで。詳細はクラファンサイトREADYFOR内プロジェクトページhttps://readyfor.jp/projects/eustoma0219asanuma、または高木さん【携帯電話】090・3336・6741。

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