さがみはら中央区 教育
公開日:2022.09.08
「垣根なく」ジャンプ楽しむ
イベント盛況
子どもたちに「障害の垣根なく」楽しんでもらおうとトランポリンを使った発育イベントが8月16日、中央区内で開催された。
企画をしたのは、市内でインクルーシブ支援教室「デコデコハウス」を運営するホイホイエデュケーション(関藤幸恵代表)と小売・卸売業の株式会社さくらぎさくら(川崎市)。当日は同社が開発したクッションタイプのトランポリンを使用し、発達障害のある子ら4人がジャンプ遊びに夢中になった。見守った関藤さんは「お尻で跳ねたり、寝転んでバタバタしたりでワイワイと盛り上がりました。普段は怖がって新しいものにはあまり挑戦しない子どもも楽しめていたようです」と振り返った。
互いの理解に
トランポリンはコロナ禍での運動不足解消を目的に、この夏作られたもの。ある購入者の「発達障害のある息子が家で楽しく跳んでいます」という感想を見た同社代表の立石有香莉さんが、SNSを通じて知り合った、障害に理解のある関藤さんに連絡を取り今回のイベントを企画した。立石さんは「(ADHD、学習障害の人が増加している背景から)今後、障害のある人とのやりとりは珍しくなくなる一方、幼少期から接点を持つ機会は限られている」と指摘する。「楽しく交流することで、ない子もある子もお互いを理解するきっかけの場になれたら」と話した。
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