さがみはら中央区 教育
公開日:2022.09.15
「この絵本読んでみて」
司書お薦め児童書を循環
相模原市は9月から、図書館スタッフが選んだ「おすすめ児童書セット」を保育園や幼稚園、児童館など市立の子ども関連施設で循環させる取り組みを開始した。
この取り組みは、子どもがより多くの本に出合い、気軽に触れられる環境を提供することを目指したもの。1セット30冊程度の絵本や紙芝居をコンテナに入れ、市内120カ所の子どもに身近な施設間で2カ月ごとに循環させる。これにより、1年間で1カ所あたり180冊の本が届く。市立図書館の遠藤誠館長は「施設ごとに本を購入しているため、種類が偏ってしまうこともあった」とし、「この取り組みをきっかけに、子どもたちにはさまざまな分野の本を手にとってほしい」と期待を寄せる。
本を選定したのは市立図書館、相模大野図書館、橋本図書館の児童書担当スタッフ。対象の施設を回り聞き取ったニーズや、図書館の児童書コーナーで人気の本を参考にしたという。また、コンテナには図書館スタッフが思いを込めて手作りしたポップも入れられている。
同館スタッフの早戸望さんは「発達段階により、適する本は異なる。多くの本との出合いが読書習慣の形成に役立てば」と話した。
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