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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.07.24

アゴラ夏号
自然との関係再考
中村書店などで販売

  • 今号の表紙(左)、白鳥さんが過去に開催した里山活動(右)

 相模原の総合雑誌「季刊アゴラ」の夏号がこのほど発売された。季刊アゴラは、自分たちのまち、ひいては自分たちの国のことは自分たちで考えようという理念のもと1997年から市民の手で編集されている。

 夏号の巻頭記事は市内外で里山活動を展開している白鳥淳子さんによる「里山再生でみんなが幸せになる共同体社会を」。市内のPFAS汚染問題などをきっかけに「人間は自然との関係性を見直さなければならない」と思った白鳥さんの活動内容や考えなどが綴られている。

 白鳥さんは記事の中で「(日本は)『機械化・効率化・お金を稼ぐこと』が人を幸せにするという虚構を追い求めるようになり、本来、自然の中にいた人間が自然から離れ、自然を物として扱い、破壊してきた」と警鐘を鳴らす。

 このほか、開校から3年が経った夜間中学、相模原市立大野南中学校分校夜間学級(南区・県立神奈川総合産業高等学校内)の成果や課題を述べる記事や、日米地位協定に関する記事などが収録されている。

 定価500円(税込)。中村書店などで取り扱い。問い合わせは山田さん【携帯電話】090・7908・6978へ。

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