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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.07.24

アプリ登録者10万人達成
FM HOT 839

  • 10ポーズで祝う同局スタッフら

 地元FM放送局「FM HOT 839」の公式アプリ「FM++(エフエムプラプラ)」のダウンロード数が7月4日、10万人を突破した。同局を運営する(株)エフエムさがみの平岩夏木社長は「イベントで登録してくれた最初の一人から始まったアプリ。リスナーの皆様のおかげで達成することができた」と喜ぶ。

 同局がアプリの配信を開始したのは2019年の秋。23年2月に当初の目標だった相模原市民72万人の10%、7万2千人を達成。「10万人が見えてきた頃から番組で登録を呼びかけたところ、1カ月で200人くらい増え、応援の気持ちを感じた」。来年の開局30周年を前に、大台に乗った。

聞き方変化も変わらない役割

 関東大震災が契機となって1925年に始まった日本のラジオ放送は、今年で100年を迎えた。当時は情報伝達に加え、混乱時におけるデマなどを防ぐことも大きな役割だった。家庭用に普及した真空管ラジオ、小型のトランジスタラジオを経て、現在はアプリでの配信も広がっている。

 アプリ「FM++」では、ラジオ番組の放送だけでなく、災害時などに広く迅速に情報を伝えられるよう、「文字」でも情報を発信している。

 平岩社長は「聞き方はどんどん変わっているが、災害とラジオは切り離せない。緊急時の役割に加えて、今はフェイクニュースなどもある。人の声で責任を持って伝え続けることが、次の100年につながると思う」と話している。

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