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公開日:2026.10.15
MMX ついに20日打ち上げ 地元の応援熱く 当日イベントも
中央区由野台にキャンパスを構えるJAXA宇宙科学研究所が開発から運用までを担う、火星衛星探査計画(MMX)の探査機が10月20日(火)、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケットで打ち上げられる。ミッション成功を願い、地元ではさまざまな催しが行われている。
MMXのミッションは「はやぶさ」「はやぶさ2」を通じて培った技術を生かして、世界初となる、火星圏からサンプルを持ち帰ること。火星の衛星フォボスの物質を分析して、火星の周りに存在した水や有機物の手掛かりを探り、2つの火星衛星(フォボスとダイモス)の起源や火星圏の進化の歴史を解明することを目指す。20日午前4時41分03秒(予定)の打ち上げ後、約1年かけて飛行し、約3年間の探査を行う。地球への帰還は2031年度を予定している。
「初代」に倣い祈願
ミッション成功を願い9月22日、新田稲荷神社(中央区共和)で祈願祭が行われた。
同社の境内にある「呼ばわり山」は05年、当時行方不明だった初代「はやぶさ」の発見を祈り、はやぶさのリーダーを務めていた川口淳一郎さんが毎晩のように訪れた場所として知られている。
今回は打ち上げを前に、同研究所の藤本正樹所長、津田雄一副所長、沢井秀次郎副所長のほか、地元団体や有志が神社で神事を行い、呼ばわり山を参拝した。
藤本所長は「このような行事を開いてもらい、地元の皆さんの期待を感じている。15年ほど準備してきたが、いくら準備しても完璧には準備しきれないもの。運を引き寄せる静かな良い時間をもらった」とあいさつした。同イベントを主催した団体の一つ「JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会」の武内英雄会長は「地域人も多く来場し、MMXへの注目度の高さを感じた。研究者の皆さんも、信念を確かめる自分とのやり取りの時間にしてくれていたように思う」と話した。
淵野辺周辺でPV
打ち上げ当日には市内でパブリックビューイング(PV)が予定されている。
市立博物館(中央区高根)では館内の「きらぼし銀河プラネタリウム」で、JAXAが配信する生中継などが放映される。午前3時30分から6時頃まで(開場は3時15分)。定員150人(先着順)。満席の場合は地階大会議室が用意されている。
JAXA相模原キャンパス最寄り駅のJR淵野辺駅北口のオーロラデッキでも同日、午前1時からPV&JAXA関係者による講演会イベントが予定されている。
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