さがみはら中央区・緑区 トップニュース文化
公開日:2026.10.22
橋本図書館 ロボットが本を紹介 AIを活用した実証実験
橋本図書館(緑区橋本)で現在、中学生が選んだ本をロボットが紹介する実証実験が行われている。市内企業が開発したコミュニケーションロボットを使用し、生徒の「推し本」を紹介する。10月31日(土)まで。
導入されたのはコミュナルテクノロジーサービス株式会社(高椋大寛代表取締役社長/緑区西橋本)が開発したAI・IoT統合制御プラットフォーム「Buddiotte(バディオット)を搭載した汎用ロボット「temi(テミ)」。このロボットに、近隣の小山中学校(中央区小山)の図書委員が作成した「推し本」50冊の紹介文を読み込ませ、生成AIを活用して内容を整理し、来館者に向けてクイズを出題。解答(正誤)に合わせて本を紹介する。一方的な情報の提示ではなく、双方向のコミュニケーションを取ることができるのが大きな特徴。今後は、クイズに出題された本が置かれている書棚までの案内も実装する予定だという。バディオットを開発した高椋社長は「ロボットをただ導入して置いておくだけではなく、触れて、使ってもらうことが重要。利用者に親しんでもらえたら」と話す。
同期間中に、機体にサイネージが付いた配膳ロボット(通称/はこびー)も館内を巡る。市内のイベント情報などを発信しながら、パンフレットなどを載せて走行。「ロボットフレンドリー」な施設を来館者に体験してもらうことが狙い。市産業支援・雇用対策課の担当者は「「市民の日常空間で実証することで、身近に感じてもらい、新たな利用者層の開拓にもつなげたい」とコメントした。
高校生が協力
今回の実証実験は市が取り組むロボットの社会実装に向けた事業の一環。同社が今年、市のトライアル発注企業に認定されたこともあり、その活用方法を模索していたところ、図書館から「ロボットを活用した取り組みができないか」という依頼を受け始動した。
開発に際し、埼玉県立浦和第一女子高校の生徒が協力。テミの図書館での有効活用の研究を行っており、ロボットの動作のシナリオ構築のアイデア出しに携わった。同校の長澤昇一教諭は「校内でも似たような研究を行う中で、今回は公共施設での使われ方について、生徒が考える良い機会をもらった」と話す。
新たな来館の機会に
同館は、今年の夏に市が所有している「はこびー」を稼働させるなど、ロボット活用に前向きな取り組みを進めている。和田直美館長は「夏に導入した際に、子どもたちが付いて行ったり、話しかけたりと好印象だった」と話し、「中学生や友人、家族にも見に来てほしい。ロボットが新たな来館の機会になれば」と呼び掛けている。
ピックアップ
意見広告・議会報告
さがみはら中央区・緑区 トップニュースの新着記事
コラム
さがみはら中央区・緑区編集室
042-753-8500
042-769-7001
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












