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「全国小学生陸上競技交流大会」に走高跳で出場する 三浦 涼くん 南区古淵在住 12歳

公開:2011年8月18日

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超えたいのは”昨日までの僕”

 ◎…予選会のライバルたちは、本格的な競技用のウェアに身を包み、陸上専門クラブチームからやってきた。彼らの中には気の置けない仲間もいれば、背中を押してくれるたくさんの声援もあった。一般市民向けの「陸上教室」出身、練習は週に一度。少し気後れしながら、ひとりポツンと出番を待つ。バーはどんどんと高くなっていき、とうとう今まで跳んだことのない125cmへ。自分の肩までくる高さだ(身長は153cm)。無心で振り上げた右足は、金メダルへの軌跡を描いていた。

 ◎…古淵で生まれ、現在大野小学校の6年生。「スポーツで健康な体を」という両親の教育方針のもと、幼稚園年少のときに、近くのスイミングスクールへ。けれども、「水に顔をつけたら、すごく泣かれて…」と母・千春さん。水泳をあきらめるかわりに、スクールの2階に開設されていた体操クラブへ。跳び箱、床、トランポリンで、スポーツの基礎を培った。やがて、そこで養われたバネが、高跳での跳躍力につながった。

 ◎…「カードゲームが好き」とインドアな一面も。学校生活では、迷いに迷って、児童会の役員に立候補。運動会や一年生を迎える会など行事の進行を任されている。好きな教科はやはり体育。スポーツは万能で、クラスではリレーの選手を務める。運動ができる男子はすごくモテる?「まぁまぁ」。ここ最近の女の子たちの熱い眼差しは、残念ながら?”優しくてオモロい”異性に注がれているようだ。

 ◎…来週末27日の全国大会は、各都道府県から一名ずつ予選を勝ち抜いた小学生が参加する。「1m30cmを跳べるように、当日までにフォームを少しでも良くしたい」。先日の県予選は、優勝を勝ち取った事実よりも、自己ベストを更新したことが何より嬉しかった。”今までの自分を超える”瞬間の喜び。またみんなと味わえる日を楽しみに最後の調整に励む。
 

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