南シニア出身・八木君(早実)、再び日米対決へ
東京都高等学校野球連盟はあす23日(祝)から、日米親善のための野球交流をアメリカ・ロサンゼルスで19年ぶりに開催する。それに伴い、都内各校の中心選手ぞろいのスペシャルチーム”JAPAN TOKYO”がこのほど誕生した。
早稲田実業学校高等部・野球部に所属する八木健太郎君(2年・緑区下九沢)もこの遠征チームに選ばれた。「早実」と言えば、今年夏の西東京大会の決勝で「日大三高」と熱戦を繰り広げたことも記憶に新しい。八木君は現在、”4番でキャプテン”を務める、早実の看板選手。ライトを守り、これまでに練習試合を含め、入部以来20本以上の本塁打を放っている。
「みんなメチャメチャうまいですよ」。今回のチームに東京代表として選ばれたのは、各校の有力選手20名。日大三高、帝京、関東一高とメンバーの出身校は強豪校ばかり。日大三高を日本一に導いた名将・小倉全由監督がチームを率いる。国内での練習試合では1番ライトで先発出場を果たした。
八木君は、中3時にも同様にJAPANのユニフォームに袖を通し、アメリカで同世代の世界大会に出場。日本代表は世界一、そして八木君は大会MVPにも輝いた。「小倉監督は『勝ちにこだわる』と。チームの雰囲気はかなり真剣な感じですね」。
ベースボールの本場・アメリカの高校生相手に、再びガチンコ勝負を挑む。