テレビ時代劇「暴れん坊将軍」などに出演し、悪役として45年のキャリアを持つ南区在住の俳優・高崎隆二さん(70)。「これまでの芸能人生で学んできたものを、この相模原の地に残したい」。そんな地域への思いから、芸能・文化を推進する団体設立に向け、現在歩みを進めている。
高崎さんが構想しているのは、殺陣や大道芸を伝える教室。高崎さんは得意とする「ガマの油売り」の芸をひっさげ、約17年をかけて、故郷・鹿児島県内の高齢者施設100か所を慰問。その芸や経験を伝えていきたいという。また「殺陣」に関しては、40年来の友人である深作覚さん(64)が協力。深作さんは、映画やドラマなど第一線で現在も活躍しており、高崎さんの想いに賛同して快諾したという。
「市民の皆さんの健康増進に役立つ教室をつくりたい。また俳優などを目指す若者の踏み台になれれば」と話す高崎さん。活動場所や日程等はまだ何も決定していないというが、「芸能生活の最後の活動として、地元に貢献していきたい」と意気込んでいる。
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