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さがみはら南区 社会

公開日:2018.11.15

相模原南署
功労者2人に感謝状
寄贈ボードも初披露

  • 感謝状を手にする(左から)日野さん、神戸さん、片山署長

 相模原南警察署(片山真署長)で6日、窃盗事件の被疑者検挙に協力した日野孝次朗さん(48)と、迷子になった10歳の女児を保護した神戸敦子さん(39)に対する感謝状の贈呈式が行われた。

現行犯逮捕と女児保護

 日野さんは10月26日、相模大野駅を歩いていた際、ステーションスクエアの女性店員から「ドロボー」と追呼されながら逃げている男性に遭遇。南口方面に逃げる被疑者を走って200mほど追跡し、現行犯逮捕にいたった。神戸さんも26日夕方、座間市相武台の路上で母親を探して迷っている女児を発見。放置すれば女児に危害が及ぶ恐れがあると考え、母親の居場所など話を聞き出した上でタクシーに同乗し、麻溝公園前交番に送り届けた。

 署長室で片山署長から感謝状を手渡された日野さんは「1年程前からランニングや筋トレを続けていたので、その成果が生かされて良かった」と笑顔を見せ、神戸さんも「陽も落ちて寒くなってきた時間帯だったので、とにかく心配だった。何事もなく無事に保護されて良かった」と安どの表情を見せていた。

 片山署長は「お二人の勇気ある行動が次の被害を防ぐとともに、スピード解決に導いてくれた。心から感謝している」と謝辞を述べた。

関係5団体から

 贈呈式後の記念撮影で使用されたのが、所長室に設置された特製の「インタビューボード」。これは、相模原南交通安全協会、相模原南地区警察官友の会、神奈川県警親会相模原南支部、相模原南安全運転管理者会、相模原南暴力団排除対策推進協議会の5団体から南警察署に10月22日に寄贈されたもので、今回の贈呈式で初めて対外的に使用された。

 片山署長は「写真映えも良くなりますし、各団体の協力に感謝しています」と話している。

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