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卒業生の「想い」も込めて 相模女子大が梅酒づくり

経済

掲載号:2019年6月27日号

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久保田酒造(株)で指導を受けながら、有志の学生が梅酒の仕込みに従事した =6月7日
久保田酒造(株)で指導を受けながら、有志の学生が梅酒の仕込みに従事した =6月7日

 相模女子大学・相模女子大学短期大学部(風間誠史学長)では、大学構内にある卒業記念植樹の梅の木から収穫した実を使用したオリジナル梅酒「翠想(すいそう)」の製造を2015年から行っている。今年も多くの学生が収穫と仕込みに参加し、9月の販売に向けて作業が進められている。

 江戸時代に創業した酒蔵「久保田酒造」(緑区根小屋)の協力を得て、産学連携活動として始まった同事業。今年からは相模原市観光協会も加わり、市の新たな名産品とするべく、地域で連携した活動となっている。

 同大学によれば、構内に植えられた約100本の梅の木は、今から30〜40年ほど前に当時の卒業生が植樹したもの。実をつける時期には有志の学生が参加し、梅の収穫を行っている。今年は6月5日に実施され、約60kgの梅の実が収穫された。

「翠想」出荷へ準備着々ラベルも学生が考案

 収穫された梅の実は7日に久保田酒造に運ばれ、学生を中心に仕込み作業が行われた。綺麗に洗われた梅の実は、同酒造の「相模灘純米吟醸」と砂糖に漬け込まれ、3カ月間じっくりと寝かされる。

学長が名付け親

 「翠想」は風間学長が名付け親。卒業植樹の梅の木から収穫した実を使用していることから、同大学の同窓会「翠葉会」の一文字を取り、「卒業生の想いがつまった梅酒」との意味が込められているという。

 ラベルのデザインも同大の生活デザイン学科の学生が担当。毎年40作品ほどが寄せられ、その中から選ばれた作品が瓶を鮮やかに彩る。今後は9月6日に瓶詰め作業が行われ、手作業でラベルを貼っていく。そうして完成した「翠想」は、9月中旬にボーノ相模大野2階の「sagamix」で販売される予定だ。

 同大学連携教育推進課によると、今年は梅が全国的に不作だったこともあり、製造本数は300本弱となる見込み。

昨年の「翠想」
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