女子サッカー・なでしこリーグ1部に所属するノジマステラ神奈川相模原は15日、2021年秋にスタートする日本女子サッカー初のプロリーグ「WEリーグ」に参入することが決まった。初年度参入クラブは11チーム。地元クラブのノジマは、日本女子サッカー強化のために開かれる新リーグで戦うことになる。
WEリーグ(岡島喜久子チェア)は、「日本に女性プロスポーツを根付かせる」「女子サッカーの発展に貢献する」「なでしこジャパンをふたたび世界一にする」などを目的に創設される。「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念に掲げる。リーグ名には、サッカーを超えて女性活躍社会の象徴となる思いが込められている。
年俸の差などによるプロA契約選手5人以上とプロB・C契約選手10人以上と契約するなどの規定があり、現在のなでしこリーグの上部に位置するリーグとなる。
リーグ創設発表後17団体から入会申請があったが協議の結果、初年度参入クラブは11となった。なでしこリーグ5連覇中の日テレや現在首位の浦和レッズ、2位のINAC神戸など、なでしこ1部から7チーム、2部から2チーム、女子チームの無かったJリーグのサンフレッチェ広島、大宮アルディージャからの参入が決まった。
来年9月に開幕
今シーズンのなでしこリーグは11月21日に最終節を迎える。WEリーグは来年2月から7月までの期間に、プレシーズン大会の開催(大会形式は検討中)を予定しており、9月の開幕をめざしている。
ノジマステラ神奈川相模原の深井正吉代表は「WEリーグ参入を機に、より成長していきたい。引き続き一番星をめざし精進するので、今後ともご声援をお願いいたします」とコメント。同クラブの石田みなみキャプテンは「率直に嬉しいという気持ちと、安心したという気持ちがある。1部で戦ってきた強豪チームに加え、新しく参入するチームと新たなステージで戦えるのは嬉しく、楽しみです」と話している。
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