第49回衆議院議員総選挙が10月31日に投開票され、神奈川14区(中央区、南区・緑区の一部)は自由民主党(自民)前職の赤間二郎氏(53)が、神奈川16区(南区・緑区・座間市の一部、厚木市、伊勢原市、愛甲郡)は立憲民主党(立民)前職の後藤祐一氏(52)が議席を獲得した。16区では自民前職の義家弘介氏(50)が、重複立候補した比例で復活当選を果たしたが、立民公認として立候補した14区新人の長友克洋氏(50)は惜しくも届かなかった。
神奈川14区
2014年、2017年の衆院選ともに接戦となった14区。今回は自民の赤間氏と立民の長友氏の一騎打ちとなったが、13万5197票を獲得した赤間氏が小選挙区で議席を守った。
午前0時過ぎ、当確の報せを受け選挙事務所へ姿を見せた赤間氏は、支援者に感謝の言葉を述べ、「厳しい戦い。皆様方のおかげで早い段階で結果が出た。コロナでダメージを受けた各々に対し、赤間を選んでよかったと言われるように働くことで、恩返ししてまいりたい」と誓った。
立民の長友氏は11万6273票を獲得するも比例復活は果たせず。深夜まで残った支援者らに対して長友氏は、「多くの方からいただいた得票を重く受け止めている。心からのお詫びと感謝の気持ちを申し上げたい。皆様の思いを形にできるか、私自身考えながらスタートを切っていきたい」と話し、決意をにじませた。
神奈川16区
自民と立民(旧民主・希望の党)が交互に小選挙区の議席を獲得してきた16区。今回は自民の義家氏、立民の後藤氏の一騎打ちとなった。
13万7558票を獲得し、小選挙区で当選を果たした後藤氏は、支援者らに感謝を述べたあと「皆様の声を受け、具体的な提案をして一つひとつ実現する政治家になりたい、そんな党に変えていきたい。まずはコロナで傷つく、経済的に困っている皆様を救う事から始めていきたい」と力強く語った。
11万4396票を獲得し、比例で復活当選を果たした義家氏は「最後まで信じ続けてくれた皆様のおかげです」と支援者らに感謝を述べたのち、「浮かれることなく厳粛に結果を受け止め、自分にできるあらゆることを地元のためにさせていただくことをお約束いたします」と話した。
市内の投票率は小選挙区・比例ともに56・07%で前回(2017年)の51・95%を上回った。
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