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公開日:2022.10.13
市議会改革検討会
マニフェスト大賞 候補に
エリア選抜に選出
第17回マニフェスト大賞のエリア選抜(優秀賞候補)が9月30日に公表され、相模原市議会の議会改革検討会(阿部善博座長)が選ばれた。検討会は議会運営委員会(大槻和弘委員長)の諮問機関として、2021年7月に設置され約1年間協議を行い、傍聴しやすい環境を整えるための字幕モニター設置など36項目の改革推進を決定した。
◇ ◇ ◇
マニフェスト大賞は、地方自治体の議会や市民などによる、地域の民主主義向上に資する取り組みを表彰するもの。優れた取り組みが広く知られ、互いに競い合うようにまちづくりを進めることを目的としている。主催はマニフェスト大賞実行委員会。
17回目となる今回には全国から3133件の応募があり、エリア選抜には185件の取り組みが選ばれた。相模原市からは唯一、市議会議会改革検討会が選出された。
字幕モニター設置実現改革案36項目を協議
座長を務めた阿部市議は「全国で様々な意欲的で興味深い取組が行われている中、こうしてエリア選抜に選ばれたことは大変光栄なことであり、全国に『相模原』の名前を良い響きをもってPRすることにもつながり、とても嬉しく思っています。また、様々な取組みをしていても、日頃から『何をしているか分からない』と活動がなかなか伝わらない市議会にあって、こうして少しでもスポットライトを当てていただけることはとてもありがたいと感じています」と話す。
議会改革検討会は2021年7月に設置され、約1年の間に9回にわたる協議を実施、各会派から出された60項目を議論した。その後議会運営委員会に引き継がれ36項目の協議を進めていくことが決まった。請願・陳情提出時の押印・署名や議員連絡用のFAX廃止などのほか、字幕モニターの設置、インターネットで過去5年分を配信している議会の録画中継をさらにさかのぼる案などが協議対象となった。
優秀賞は逃す
評価された点について阿部市議は「議会改革検討会という自由度の高い仕組みを立ち上げ、本音の議論を行い、現実的な改革に向けた実効性ある取り組みを進め、結果を出してきたこと」と分析する。
上位にあたる優秀賞、最優秀賞の受賞は逃したが阿部市議は「今回のマニフェスト大賞でも素晴らしい取組が多数受賞され、個人的にも刺激を受けています。そうした新しい取組にもどん欲に挑戦して行きたいと思います。また、今後の社会の変化も見越して、新しい地方議会のあり方を考えるような取組に、市民の皆さんとともに取り組むことができたらと思っています」と話した。
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