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さがみはら南区 社会

公開日:2022.11.24

相模女子大・相生祭
デザイン防火衣お披露目
産学連携に地元が協力

  • 横山公園での試着の様子

 相模女子大学(田畑雅英学長)で11月3・4日、3年ぶりのリアル開催となる学園祭「相生祭」が開催された。

 3日のステージイベントでは防火衣のファッションショーが行われた=写真上。

 デザイン防火衣の企画は相模原市が依頼、(公社)相模原市防災協会の協力を得て実行された。

 防火衣の製作に協力したのは防災用品を専門に取り扱う株式会社関東小池(南区西大沼)。同社の金原光宏代表は「防火服をオーダーメイドすることはまずないが、産学連携事業の一翼を担え良かった。レディース用や子ども用など8種類あり、縫製は大変だったが、学生たちは消防のことをよく勉強しており、良いものをデザインしてくれたと思う」と学生たちを労った。ファッションショーについては「子どもたちが試着して盛り上がっていて良かった。消防士になる人が減っているということで興味を持ってほしいという消防局の思惑にも貢献できたと思うし、面白い取り組みだった」と喜んだ。

 大学などとの窓口を務めた同社の千葉友樹さんは「ファッション的な一点ものを作るのは大変だったが、防火服にも可能性があるという新しい気付きをもらった」と振り返った。

 学生たちが作った防火服は6日にアリオ橋本で、13日に横山公園で開催された消防フェアでも提供され、来場者が親子で試着する様子が見られた。

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