さがみはら南区 教育
公開日:2023.01.26
1月24日は「ボーイスカウト記念日」
なろう。一人前に。
野外活動などを中心に子どもたちの生きる力をはぐくむボーイスカウト活動。1月24日の「ボーイスカウト記念日」に合わせ、南区内の2つの団を取材した。
市内に9団
ボーイスカウトは「子どもたちの好奇心や探求心にこたえる活動を通して、心身ともに健全な人材を育成することを目的とする世界的な教育運動」(公益財団法人ボーイスカウト日本連盟)。子どもたちの年齢ごとに帽子や制服、ネッカチーフなどでビーバー隊(小学1、2年生)、カブ隊(小学3〜5年生)、ボーイ隊(小学6〜中学3年生)、ベンチャー隊(中学3年生の9月〜18歳)、ローバー隊(18歳以上25歳以下)の5つに分かれている。日本では1995年から女子も加入できるようになり、昨年100周年を迎えている。
相模原市内にはガールスカウトを含め9団あり、南区には相模原第2団と相模原第10団の2つの団が活動している。
相模原第2団
市内で2番目に発足した相模原第2団は、相模原南ロータリークラブの支援で1963年に発足。今年で発足60年を迎える。64年の東京オリンピックでは、カヌー競技の会場となった相模湖で国旗の掲揚・降納を担当した。
小田急線沿いを中心に南区の約3分の2がエリア。近隣市から参加する子どもたちも多い。団委員長の阪本純夫さんによると、現在の会員は56人で女子も2割ほどいるという。磯部の個人所有の農地を借り受け、野営場とし、キャンプなどの活動で使用。1月21日にはボーイ隊がキャンプを張った。
石田洸君(大和中1)、玪君(大野原小5)兄弟は祖父の勧めで入団。オーバーナイトハイクや大山登山などの野外活動が楽しかったと、活動の魅力を語った。
相模原第10団
相模原第10団は1977年に発団、昨年45周年を迎えた。活動は週末を使い月に1、2回ほど。すべての隊が参加する夏のキャンプの他、各隊での活動などがある。
JR古淵駅周辺の小中学生が中心で、小学1年生から25歳まで約50人が在籍。指導者の資格を持つ大人も35人程いる。こもれびの森が活動場所の中心で、1月15日には新年の旗揚げ式とこもれびの森の清掃を行った。
団委員長の若松滋俊さんによると、コロナ禍でアウトドア活動が見直されており、ここ数年は入団者が増えているという。「同年代の子と自分の役割を、責任を持って活動することで、次世代の育成につながる。これこそが一番のボランティア」と活動の意義を語る。
キャンプ人気などもあり、最近は女子の入団も増えている。柿本杏鈴さん(大野台中2)と後藤優季さん(由野台中2)は共に2歳年上の兄の影響で入団。学校や学年が違う仲間とのキャンプや釣り、サイクリングなど他では体験できない野外活動が楽しいと笑顔で語った。
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