さがみはら南区 社会
公開日:2025.08.04
地元の役に立ちたい
大学生の防災専門員
新磯地区の防災専門員委嘱式が7月12日、新磯まちづくりセンターで行われた。
防災専門員は地震などの災害時に備え、専門性や継続性の高い防災リーダーとして各地区から選出されている。消防隊員や組織で危機管理を行っていた経験などを持つ人が務めることが多い。比較的年齢層が高く、女性も少ないという。
今回、委嘱されたひとり、新戸在住の星怜(ら)楽(ら)さん(20)は大学2年生。新磯小学校、相陽中学校と新磯地区で生まれ育った。幼い頃から母の理華さんが地域のボランティア活動に参加している姿を見て、「いつか自分も地域に協力していきたい」と考えていた。
警察官になる夢を叶えるため、経験として役に立つかもしれないと、今年4月に新戸地区の消防団に入団した。同じ頃、新磯地区の防災専門員が足りなくなり、星さんに白羽の矢が立った。「昔から近所の人たちと仲が良く、おばあちゃんがたくさんいるような感覚。そんな温かい人たちや緑が多くて空気が美味しい地元の役に立ちたい」と引き受けた。
7月に市が行った防災専門員研修会では、星さん以外で女性は一人。同世代はいなかったそう。「災害時に女性目線の備えがあると非常に助かる」という地域の声もあり、期待が寄せられている。
委嘱を受けた星さんは「防災専門員の制服を着て頑張ろうという気持ちになれた。人見知りをしないので、年齢性別関係なく、頼られる存在になりたい」と意気込んだ。
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